耽溺~Tan-deki~

フローベールの『ボヴァリー夫人』とトルストイの『アンナ・カレーニナ』

フローベールの『ボヴァリー夫人』は リアリスムの傑作として名高い作品ではあるが 発売当初は問題作だった>< 主人公のエマ(=ボヴァリー夫人)は 幾分(当時にしてみれば大分)奔放な女で 退屈な夫を裏切り、刺激的な愛人の元に[…]

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映画『マリー・アントワネット』

2007年はなぜかフランス革命づいてたw 正月早々に観た映画が 『マリー・アントワネット』だった 画面的には砂糖菓子のようだが 音楽はパンキッシュで ゴスロリ好きにはたまらナイ作りだろう フェルゼンとの不倫のシーンで使わ[…]

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ヴェネツィア絵画のきらめき「パリスの審判」

絵画の展覧会に限らず 本を読むにしても映画を観るにしてもそうだが まず自分にとって主題に意義があるか =興味があるかってのが何よりも大切だ リアル(現実世界)で溢れかえってる俗物は 自分の世界観のどこにも引っかかってこず[…]

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ヴェネツィア絵画のきらめき「洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ」

ティツィアーノはお気に入りの画家だが 格別に好きな作品は 『洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ』で 日本で公開されてたので行ってキタ――(゚∀゚)――!! Bunkamura ザ・ミュージアムの 「ヴェネツィア絵画のきらめき[…]

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映画『テス』と読書感想文『ダーバヴィル家のテス』

ヒロインが理想的な男性に見初められて 途中、紆余曲折あるも ハッピーエンドヽ(゚∀。)ノ ハーレクイン・ロマンスとか ハリウッド映画なんかにもありがちな 男女の恋愛だけが主題の安易な展開の物語には 既に小学生の頃から辟易[…]

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映画『ヘレン・オブ・トロイ(Helen of Troy)』

映画『ヘレン・オブ・トロイ』を観た ブラピの『トロイ』の半世紀前に制作されてて 題材が同じなので当然ながら登場人物も同じなのだが こちらはタイトル通りにヘレン(ヘレネ)が主役なだけあって アキレウスが主役の『トロイ』とは[…]

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