ヴェネツィア絵画のきらめき2

絵画の展覧会は
自分本位な観方で愉しみたいので
一人で観に行くようにしてる

お気に入りの絵は
穴が開くほどじっくりと
5分以上も足を止めて観たりするが
自分にとっては何も意味がなかったり
興味の対象を描いてても意に合わなければ
瞬間さえも目に留めずにすっ飛ばしたいのでねw

だから気に入った作品が1点しかなければ
100点くらいあっても
目的の1点以外には目もくれず
15分で会場を後にしたりするのだ・・・ヾ(・_・;)ぉぃぉぃ

Bunkamura ザ・ミュージアムの
「ヴェネツィア絵画のきらめき」は
ティツィアーノの『サロメ』が目的だったが
71点の中には他にも見所があった

ヴェロネーゼの『エッケ・ホモ(キリストと刑史たち)』も
特に好きな作品とは言い難いが
個人蔵なので本物を見れる機会に観ておきたい
とは思ってた^^

「エッケ・ホモ」は新訳聖書に出てくる言葉で
ラテン語で「この人を見よ」の意

捉えたイエス・キリストに向かって
ピラト総督が発する台詞で
映画『最後の誘惑』を観て以来の
ピラトのファンとしては観ておくべきかとp(-_-+)q

いや、ピラトは描かれてはいナイがねヽ(゚∀。)ノ
『最後の誘惑(原題:The Last Temptation of Christ)』

他にも「ヴェロネーゼの緑」ってのが
そうとわかる作品があればと期待したが
それらしい作品は見当たらず
ヴェロネーゼ・ヴェール(vert:緑)

それでも今回は上記2点以外にも
お気に入りが3点もあった!
しかも予想外な作品に狂喜乱舞!!
・・・したいのを抑えて静かに鑑賞してたがw

先に3点が何かを明かすと
ヨーゼフ・ハインツの『イアソンを若返らすメディア』
フランチェスコ・グアルディの『パリスの審判』
ティントレットの『奏楽天使』

イアソンとメディアの話を手短かに話せば
夫のイアソンが家族(自身と子供2人)を捨て置いて
若い女を娶ったために
メディアはその女を毒殺して
子供らも自ら手にかけて復讐した。(゚д゚lll)ギャボ

そもそもイアソンが英雄になれたのは
王女メディアの助力のおかげだが
とにかく男ってのは
女は若いほど゚+.(・∀・)゚+.゚イイのだ。(´д`;)ギャボ

またメディアは無駄に
薬草の知識に明るかったりするのだが
それが禍となる不憫な女で
中世のキリスト教文化においては
すっかり魔女呼ばわりだp(-_-+)q

この絵のメディアも完全に魔女に描かれてて
よく見れば魑魅魍魎がうようよ・・・
あれ?
そういえばこういうヤツらって
洋の東西を問わナイのか?

しかし本物に近付いて
目を凝らしてみてみたら
このうようよ描かれたヤツらが
なんと繊細に美しく描かれてるか!
実際、不気味だが美しいのだ!!

この絵の独特の妖美とも言うべき美的感覚は
今時のヴィジュアル系には
なかなかフィットしてるような気がするるる~

帰り際、ショップで
この作品のポストカードを探しながら
まず売ってるかどうか不安だったし
またこれ細長い作品だから
ポストカードでは左右カットされてしまうかもだし
そうなると肝心の魑魅魍魎の部分は
縮小されたら見えナイだろうし
なんて思ってたら
目に飛び込んできたのはトートバッグ

これがなかなか人気みたいで
既に黒は売り切れ!

ポストカードはあったが左右カットされてたし
魑魅魍魎は印刷が潰れてたが
横幅が忠実に再現されたクリアケースがあったので
ポストカードとクリアケースを購入!!

でもトートは悩んだ末にやめた~
それこそヴィジュアル系みたいなのでね・・・(-_-;)