鶴見祐輔訳『プルターク英雄伝』

80年代に潮出版社から再版された(正しくは再々版された)
鶴見祐輔訳の『プルターク英雄伝』全8巻は
今日では絶版となった模様

故鶴見祐輔は基本的にドライデンによる英文訳を使用

人物名が英語読みなのはそのせいだ

最初の訳出は改造社から1934年(昭和9年)に出たが
第二次世界大戦(1939年~1945年)前のことだ

それが終戦直後に太平洋出版社から再版されて
再々版されたのが冒頭にある通りだが
訳者である鶴見祐輔は
1973年11月1日にお亡くなりになってるのだった

アレクサンドロス大王ヲタとしては
「アレキサンダー」の入ってる6巻は欲しいかもだが・・・

一緒に収録されてるのは対比の「シーザー」
それに「フォーシオン」と「小ケートー」の対比
別途「アレキサンダーとシーザーとの比較」で
この全8巻からのセレクト本のような
『プルターク英雄伝』と内容が被ってるので
ダブって買わなくても良さそう

こういうのこそ電子書籍化すべきだと思うが
とりあえずコミカライズしてみた?!

全3巻で1巻に収録されてるのは
テセウス、ロムルス、テミストクレス、ペリクレス

第2巻はコリオラヌス、アルキビアデス、ペロピダスとエパミノンダス、スラ

そして第3巻はアレクサンダーとカエサル