映画『シャレード』

洋画好きの女子は
たいていオードリー・ヘップバーンに憧れてたりするが
洋画ヲタの腐女子は
美男美女による異性愛映画には興味が湧かぬ

とりわけオードリーの主演映画となると
原作がどんな名作でもオードリー風味に脚色され
要するにコケティッシュな美女によるドタバタ劇になり
それに合わせて結末も原作を全く無視して
お決まりのハッピーエンドに摩り替えられたりするるる~

自分のように拘るのが生き甲斐の偏屈なヲタは
オードリーに対する違和感が拭いきれず
かと言って嫌いって程でもなく
未見の作品はとりあえず観てしまうし
あれこれ脱力感を覚えつつも
毎度、その美貌には敬服せざるを得なかったりするのだ

圧倒的な美しさによって
周囲を蹴散らすパワーが彼女の魅力なのだろう

歴史を覆したような美女たちは
きっとオードリーと同じ輝きを持ってたのだろう

そしてそんな愛でる要素だけで成り立ってる美女が
男に恋われるのは当たり前過ぎだろう・・・。(´д`;)ギャボ

確かに美男美女の恋愛の成就は
男から見ても女から見ても理想的ではあろうが
理想通りってのはいかんせん面白味に欠けるのだよ!

そこに自身を投影して酔えるくらい夢見がちだと
心地好いのかもだが・・・?!

オードリーの出演作の中では
唯一好きと言えるのが『シャレード』だが
ヒッチコック作品らしく話の展開が謎めいてて
共演者もケイリー・グラント、ウォルター・マッソー、
ジェームズ・コバーン、ジョージ・ケネディと名優揃いで
ひっきりなしに代わる代わる登場しては
オードリーの完璧な美しさをまるで無視して立ち回り
印象深い演出で愉しませてくれるのが心憎い!

オードリーはいかにも金持ちの美人らしい抜けてる女だ
抜けてる、てのは頭のネジが1本抜けてるのと垢抜けてるのとだ

いや、いくら金持ちだからって
正体不明なくらいにダンナのコトを何も知らず結婚してるって
有り得ん不可思議さなのだがヽ(゚∀。)ノ

そして1番の見所がGIVENCHYの衣装だ!
大袈裟なカットの襟
バカでかいボタン
ラッパのような七部袖
絞りが利いてなくて寸胴なウエストライン
膝までタイトシルエットの歩き辛そうなスカート
清楚なイメージのオードリーによりによって豹柄を合わせてきたり
斬新さと大胆さが本トGIVENCHYならではの大迫力!!

なんせ全編通して着てみたいと思うような服が
1着も無い・・・ヾ(・_・;)ぉぃぉぃ

だって着る人を選ぶ服だからね~
スタイルの゚+.(・∀・)゚+.゚イイ美人でそれなりの金持ちなら
たいていのブランドの服は着こなせるだろうが
総ての要素が並外れてなくてはダメなのだよ。(゚д゚lll)ギャボ

オードリーの持ち前の美貌と役ドコロ(大金持ちの奥様)が
GIVENCHYとのコラボによって
相乗効果で奇蹟の麗人を出現させたのだ

美女・美少女 シャレード