「ヨハネの福音書」第11章~第12章
ラザロの蘇生 (前略) さて、ひとりの病人がいた。ラザロといい、マリヤとその姉妹マルタの村ベタニヤの人であった。このマリヤは主に香油をぬり、自分の髪の毛で、主の足をふいた女であって、病気であったのは、彼女の兄弟ラザロで[…]
もっと読むラザロの蘇生 (前略) さて、ひとりの病人がいた。ラザロといい、マリヤとその姉妹マルタの村ベタニヤの人であった。このマリヤは主に香油をぬり、自分の髪の毛で、主の足をふいた女であって、病気であったのは、彼女の兄弟ラザロで[…]
もっと読むパスカルが『パンセ』で 人間を葦に譬えて 「考える葦」と見解を述べたのを なんとなく知ってはいても その意図は測りかねるだろうし そもそもなぜ人を葦に譬えたのかって 不可思議に思ってる人は多いだろう 元ネタは『新約聖書』[…]
もっと読む人間は考える葦である この有名なフレーズはパスカルの『パンセ』断章347の一節で、元は以下の通り L’homme n’est qu’un roseau, le plus faible de la nature; mais[…]
もっと読むヘロデの恐れとバプテスマのヨハネの死の事情 さて、国王ヘロデは、このすべての出来事を聞いて、ひどく当惑していた。 それは、ある人々が、 「ヨハネが死人の中からよみがえったのだ。」 と言い、ほかの人々は、 「エリヤが現れ[…]
もっと読むヘロデの恐れとバプテスマのヨハネの死の事情 イエスの名が知れ渡ったので、ヘロデ王の耳にもはいった。 人々は、 「バプテスマのヨハネが死人の中からよみがえったのだ。 だから、あんな力が、彼のうちに働いているのだ。」 と言[…]
もっと読むヘロデの恐れとバプテスマのヨハネの死の事情 そのころ、国王ヘロデは、イエスのうわさを聞いて、侍従たちに言った。 「あれはバプテスマのヨハネだ。 ヨハネが死人の中からよみがえったのだ。 だから、あんな力が彼のうちに働いて[…]
もっと読む【ピウス13世】 『ピウス13世 美しき異端児』第1章「教皇誕生」 『ピウス13世 美しき異端児』第2章「運命のバルコニー」 『ピウス13世 美しき異端児』第3章「コンクラーベの真実」 『ピウス13世 美しき異端児』第4[…]
もっと読むヴォルテールの『ルイ十四世の世紀』の第2巻に ラシーヌの『エステル』と『アタリー』について述べられてた まず『エステル』と『アタリー』の訳注が次のようにある 『エステル』(Esther)及び『アタリー』(Athalie)[…]
もっと読む『エステル』の原典も『アタリー』と同じく『旧約聖書』だが こちらは目次に「エステル記」とあるので探す手間は不要 ペルシアの専制君主と美しい女奴隷の物語、てのが朧気な認識だったが 冒頭に首都がスサとあり・・・ アハシュエロ[…]
もっと読む2006年に岩波文庫で復刊されたので ラシーヌの『フェードル / アンドロマック』を買い 巻末の「ジャン・ラシーヌ略年譜」に『アタリー』を発見し フローベールの『ボヴァリー婦人』のオメーの 娘の名であるアタリーの由来につ[…]
もっと読むフローベールの『ボヴァリー夫人』に出てくるオメーは 当時、科学の最先端の職種だったであろう薬剤師で 粋人気取りでやたらと高尚なモノに憧れては 無教養なクセに批判してくるような世間の人々を 俗物と嫌悪してるような人物で お[…]
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