マントノン夫人の高尚な意地悪『エステル』と『アタリー』
ヴォルテールの『ルイ十四世の世紀』の第2巻に ラシーヌの『エステル』と『アタリー』について述べられてた まず『エステル』と『アタリー』の訳注が次のようにある 『エステル』(Esther)及び『アタリー』(Athalie)[…]
もっと読むヴォルテールの『ルイ十四世の世紀』の第2巻に ラシーヌの『エステル』と『アタリー』について述べられてた まず『エステル』と『アタリー』の訳注が次のようにある 『エステル』(Esther)及び『アタリー』(Athalie)[…]
もっと読む『エステル』の原典も『アタリー』と同じく『旧約聖書』だが こちらは目次に「エステル記」とあるので探す手間は不要 ペルシアの専制君主と美しい女奴隷の物語、てのが朧気な認識だったが 冒頭に首都がスサとあり・・・ アハシュエロ[…]
もっと読む2006年に岩波文庫で復刊されたので ラシーヌの『フェードル / アンドロマック』を買い 巻末の「ジャン・ラシーヌ略年譜」に『アタリー』を発見し フローベールの『ボヴァリー婦人』のオメーの 娘の名であるアタリーの由来につ[…]
もっと読むフローベールの『ボヴァリー夫人』に出てくるオメーは 当時、科学の最先端の職種だったであろう薬剤師で 粋人気取りでやたらと高尚なモノに憧れては 無教養なクセに批判してくるような世間の人々を 俗物と嫌悪してるような人物で お[…]
もっと読むトマス・ハーディの『ダーバヴィル家のテス』は 自分も含め、現代日本人の感覚では 登場人物の思考が理解し難かったりすると思われヽ(゚∀。)ノ 時代背景としては 1870年代のイングランドのドーセット地方の マーロット村が舞[…]
もっと読む先のワールドカップの折にはちくんと出会った 試合がナイ夜だったので仕事帰りに久々に本屋に寄ったら カワ゚+.(・∀・)゚+.゚イイはちくんの絵に出くわして一目惚れした(^^) 集英社のキャンペーン【世界をめくろう。ナツイ[…]
もっと読む先週の土曜日は朝一で日本橋三越へ行った 目的は「不思議の国のアリス展~ルイス・キャロルのお伽の世界~」だ ジョン・テニエルのイラストを基にした ペープサート風のオブジェやら 実物大の人形などで 会場全体に本の世界が再現さ[…]
もっと読むトマス・ハーディの『ダーバヴィル家のテス』は 人生で3度、訳違いで通読してて ナスターシャ・キンスキー主演の映画を 何度も観てたりするも 余り好きな作品と言い難いのは 主人公のテスに共鳴・共感する部分が 殆ど無いからだ・[…]
もっと読む『ベランジェという詩人がいた』は 寄り道読書し過ぎて なかなか読み進み難い本だ 興味深い話題が次々と繰り出されるので その度に関連書籍を確認したくなってしまうのだ 今回はポール・ルイ・クーリエの 裁判記録の最後の一文に […]
もっと読む『ベランジェという詩人がいた』は全くなんて面白いんだろう! ほんの数ページしかじっと読んではいられぬほどに 参照すべきキーワードが辺り一面に鏤められてて それらを見つける度に他の本を手に取る羽目に陥るのだ!! しばらく開[…]
もっと読む初めて『ボヴァリー夫人』を読んだ時から 脇役のオメーの言動に心惹かれてるるる~ オメーは薬屋のオヤジで 医者であるエマのダンナのシャルルとは つるまざるを得ナイ間柄だが それ以上にシャルルを盛り立ててくれる存在だ 著者フ[…]
もっと読む高校生の時の自分を思い返すと 既に愛読書が澁澤やその訳書のサドだったので ハーレクイン・ロマンスを読んでうっとりしてるような女は おめでたいバカだと蔑んでた・・・ヾ(・_・;)ぉぃぉぃ でも昨今の夢見がちな少女が フロー[…]
もっと読むMadame Bovary(2014) 原作のフローベールの小説は 高校生の頃に杉捷夫(すぎとしお)訳で読んで 40代前半になって同じ訳者のを読み返した それは2008年の3月で 憧れのフランクリン・ライブラリーを ヤク[…]
もっと読むフローベールの『ボヴァリー夫人』は リアリスムの傑作として名高い作品ではあるが 発売当初は問題作だった>< 主人公のエマ(=ボヴァリー夫人)は 幾分(当時にしてみれば大分)奔放な女で 退屈な夫を裏切り、刺激的な愛人の元に[…]
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