耽溺~Tan-deki~

フローベールの『ボヴァリー夫人』からのラシーヌの『アタリー』

フローベールの『ボヴァリー夫人』に出てくるオメーは 当時、科学の最先端の職種だったであろう薬剤師で 粋人気取りでやたらと高尚なモノに憧れては 無教養なクセに批判してくるような世間の人々を 俗物と嫌悪してるような人物で お[…]

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はちくん(アランの幸福論とサン=テグジュペリの星の王子さま)

先のワールドカップの折にはちくんと出会った 試合がナイ夜だったので仕事帰りに久々に本屋に寄ったら カワ゚+.(・∀・)゚+.゚イイはちくんの絵に出くわして一目惚れした(^^) 集英社のキャンペーン【世界をめくろう。ナツイ[…]

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『ベランジェという詩人がいた』

『ベランジェという詩人がいた』は全くなんて面白いんだろう! ほんの数ページしかじっと読んではいられぬほどに 参照すべきキーワードが辺り一面に鏤められてて それらを見つける度に他の本を手に取る羽目に陥るのだ!! しばらく開[…]

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『ボヴァリー夫人』のオメー

初めて『ボヴァリー夫人』を読んだ時から 脇役のオメーの言動に心惹かれてるるる~ オメーは薬屋のオヤジで 医者であるエマのダンナのシャルルとは つるまざるを得ナイ間柄だが それ以上にシャルルを盛り立ててくれる存在だ 著者フ[…]

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モテる男『ボヴァリー夫人』のロドルフの口説き方

高校生の時の自分を思い返すと 既に愛読書が澁澤やその訳書のサドだったので ハーレクイン・ロマンスを読んでうっとりしてるような女は おめでたいバカだと蔑んでた・・・ヾ(・_・;)ぉぃぉぃ でも昨今の夢見がちな少女が フロー[…]

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フローベールの『ボヴァリー夫人』とトルストイの『アンナ・カレーニナ』

フローベールの『ボヴァリー夫人』は リアリスムの傑作として名高い作品ではあるが 発売当初は問題作だった>< 主人公のエマ(=ボヴァリー夫人)は 幾分(当時にしてみれば大分)奔放な女で 退屈な夫を裏切り、刺激的な愛人の元に[…]

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映画『マリー・アントワネット』

2007年はなぜかフランス革命づいてたw 正月早々に観た映画が 『マリー・アントワネット』だった 画面的には砂糖菓子のようだが 音楽はパンキッシュで ゴスロリ好きにはたまらナイ作りだろう フェルゼンとの不倫のシーンで使わ[…]

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