ラシーヌの『アタリー』と『エステル』
2006年に岩波文庫で復刊されたので ラシーヌの『フェードル / アンドロマック』を買い 巻末の「ジャン・ラシーヌ略年譜」に『アタリー』を発見し フローベールの『ボヴァリー婦人』のオメーの 娘の名であるアタリーの由来につ[…]
もっと読む2006年に岩波文庫で復刊されたので ラシーヌの『フェードル / アンドロマック』を買い 巻末の「ジャン・ラシーヌ略年譜」に『アタリー』を発見し フローベールの『ボヴァリー婦人』のオメーの 娘の名であるアタリーの由来につ[…]
もっと読むフローベールの『ボヴァリー夫人』に出てくるオメーは 当時、科学の最先端の職種だったであろう薬剤師で 粋人気取りでやたらと高尚なモノに憧れては 無教養なクセに批判してくるような世間の人々を 俗物と嫌悪してるような人物で お[…]
もっと読む先のワールドカップの折に「はちくん」と出会った 試合無しの夜だったので仕事帰りに久々に本屋に寄ったら、「はちくん」のイラストに出くわして一目惚れ 集英社のキャンペーン【世界をめくろう。ナツイチ 2010】で使用されてたキ[…]
もっと読む『ベランジェという詩人がいた』は全くなんて面白いんだろう! ほんの数ページしかじっと読んではいられぬほどに 参照すべきキーワードが辺り一面に鏤められてて それらを見つける度に他の本を手に取る羽目に陥るのだ!! しばらく開[…]
もっと読む初めて『ボヴァリー夫人』を読んだ時から 脇役のオメーの言動に心惹かれてるるる~ オメーは薬屋のオヤジで 医者であるエマのダンナのシャルルとは つるまざるを得ナイ間柄だが それ以上にシャルルを盛り立ててくれる存在だ 著者フ[…]
もっと読む高校生の時の自分を思い返すと 既に愛読書が澁澤やその訳書のサドだったので ハーレクイン・ロマンスを読んでうっとりしてるような女は おめでたいバカだと蔑んでた・・・ヾ(・_・;)ぉぃぉぃ でも昨今の夢見がちな少女が フロー[…]
もっと読むMadame Bovary(2014) 原作のフローベールの小説は 高校生の頃に杉捷夫(すぎとしお)訳で読んで 40代前半になって同じ訳者のを読み返した それは2008年の3月で 憧れのフランクリン・ライブラリーを ヤク[…]
もっと読むフローベールの『ボヴァリー夫人』は リアリスムの傑作として名高い作品ではあるが 発売当初は問題作だった>< 主人公のエマ(=ボヴァリー夫人)は 幾分(当時にしてみれば大分)奔放な女で 退屈な夫を裏切り、刺激的な愛人の元に[…]
もっと読む2007年はなぜかフランス革命づいてたw 正月早々に観た映画が 『マリー・アントワネット』だった 画面的には砂糖菓子のようだが 音楽はパンキッシュで ゴスロリ好きにはたまらナイ作りだろう フェルゼンとの不倫のシーンで使わ[…]
もっと読むシャトーブリアンの『ルネ』は 輝ける青春時代のもう一つの側面である憂愁が ひたすら美しく綴られてる・・・ホゥ(*-∀-) 古代の人々のもとには確実なものが何ひとつなく、現代の人々のもとには美しいものが何ひとつありませんで[…]
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