桑港
これをサンフランシスコと読める人は
古い洋画ファンだろう
映画『San Francisco』の邦題が『桑港』だったのだが
サンフランシスコを漢字表記すると
桑方西斯哥港なのでこれを略したのだね(※)
※桑方西斯哥だけでサンフランシスコを表してて
「港」が付いてるのは変だな???と気になってたのでググってみたら
大阪大学大学院文学研究科の国文学・東洋文学講座の岡島昭浩教授によれば
やはりどこかで間違って港も含めてしまったようだ^^;
この『San Francisco』は1936年の作品で
『風と共に去りぬ』のクラーク・ゲーブルが出てて・・・
相手役はジャネット・マクドナルドだが
この映画以外の出演作は思い当たらぬ(゚ぺ;)ぬぬ
でもWikipediaでチェックしてみたら納得!
美女であるのは言うまでもなく
加えて抜群の歌唱力も兼ね備えたミュージカル映画のスター!!
『桑港』はアマゾンプライムで観れるので
稀代の美麗な歌姫に酔い痴れたい方はどうぞ^^
但し、先に断っておくと
サンフランシスコの大地震を題材にした
パニック映画でもあり><
さて
このサンフランシスコ(San Francisco)なる地名の由来は
フランシスコ修道会によるのだが
その創設者がアッシジの聖フランシスコ(フランチェスコ)だ
聖人伝『聖フランチェスコの小さき花(フィオレッティ)』には
数々のエピソードがあるのだが
存命中からその名が知れてたせいもあって
中には胡散臭いモノも多い。(´д`;)ギャボ
映画では非科学的な部分は一切、排除されてて
それで非信者の自分なんかが素直に感動できたのだが
信者には物足りなかったかもだ。(゚д゚lll)ギャボ
それでもこの表紙にもなってる
「グッビオのオオカミ」って有名なエピソードが
出てこなかったコトは唯一残念だ
昨今の日本における熊の市街地出没問題と似てて
山のオオカミがグッビオの村まで下りてきて
家畜を食べてしまうので村人は困ってたのだが
小鳥や動物と話せる聖フランシスコが
別途、餌を用意しておくから家畜を襲わぬよう
オオカミに言い含めて
村人には餌を用意するように指示して
オオカミと村人の仲介をしたってのが概略だ
オオカミ好きな自分としては
これで聖フランチェスコが贔屓の聖人になって
オオカミを従えた聖フランチェスコの
メダイ(ペンダントトップ)も持ってるくらいだが
1番のお気に入りはこの絵本
このオオカミが凄く゚゚+.(・∀・)゚+.゚イイ顔してて
特に↓この表情がもうたまらん?
「Wolf of Gubbio」でググってみれば
やはりこの挿話は世界中で愛されてるようで
絵本もたくさんの種類が出てるようだけど
日本ではたった2種類だけだったΣ(゚д゚lll)ガーン
でもアマゾンの洋書でこんなのがあった???
このオオカミはまたなんて美しい・・・ホゥ(*-∀-)