ヴォルテール

中公文庫 寛容論

寛容論〔ヴォルテール / 中川信訳〕
【第1章】ジャン・カラスが死に至った概要
【第2章】ジャン・カラス処刑の結果
【第3章】十六世紀における宗教改革の概要
【第4章】寛容は危険であるか、またいかなる民族において寛容は許されているか
【第5章】寛容はどうすれば許されるか
【第6章】不寛容は自然法と人定法とに含まれているか
【第7章】不寛容はギリシア人によって知られていたであろうか
【第8章】ローマ人は寛容であったか
【第9章】殉教者たち
【第10章】誤った伝説の危険と迫害について
【第11章】不寛容の害
【第12章】不寛容はユダヤ教では神授法であったのか、それは常に実施されていたのか
【第13章】ユダヤ人の極度の寛容
【第14章】不寛容はイエス・キリストが教えたものであるか
【第15章】不寛容に不利な証言
【第16章】瀕死の人と元気な人との対話
【第17章】1714年5月6日、一聖職禄所有者より、イエズス会士ル・テリエに書かれた書簡
【第18章】不寛容が人種として認められる唯一の場合
【第19章】シナでの教義論争の報告
【第20章】国民に迷信を信じ込ませておくことは有益であるかどうか
【第21章】美徳は学問にまさる
【第22章】あまねき寛容について
【第23章】神への祈り
【第24章】追録
【第25章】結着と結語
【カラス一家の無罪最終判決報告のため新たに加筆された一章】
訳注
解説