トロイ戦争、トロイア戦争

ありな書房 パリスの審判 美と欲望のアルケオロジー

パリスの審判〔ユベール・ダミッシュ / 石井朗、松岡新一郎訳〕
【第1部】美、私の大いなる気がかり
  • [第1章]美に関して精神分析が語りえなかったもの
     ――「何もない?・・・・・・ええ、何も」
  • [第2章]ある感情の未来
     ――「眼ではなく、魂が見るのだ」
  • [第3章]フロイトとカント?
     ――快楽の謎
  • [第4章]女を捜せ
     ――性的関係における美
【第2部】パリスの審判
  • [第1章]ところで、一人の女性が
     ――《草上の昼食》
  • [第2章]ラファエッロが構想した
     ――〈傑作〉の幕間狂言
  • [第3章]タブローなき歴史
     ――神話の作業
  • [第4章]選択という主題
     ――「女神であり、不死のものであるなら喜んで愛しもしようが」
  • [第5章]「パリスのことを思いだせ」
     ――西欧の系譜学
  • [第6章]補われたもの
     ――絵画、魂と身体
  • [第7章]転回、逸脱、回帰
     ――〈三女神はあまりにも膚を露出しすぎている〉
  • [第8章]裁かれたパリス
     ――タブローの下層
原注
あとがき
人名索引