トロイ戦争、トロイア戦争
岩波文庫 アイスキュロス アガメムノーン
アガメムノーン〔アイスキュロス / 久保正彰訳〕
訳注
解説
- はじめに―「オレステイア」三部作の第一部『アガメムノーン』
- 伝説と叙事詩
- 合唱抒情詩における「暗殺」と「仇討」
- 考古学的参考資料
- 悲劇『アガメムノーン』のコロス
- 登場人物とコロスの組合せ
- コロス登場歌(パロドス)に現れる王妃クリュタイメーストラーの動機
- 松明の話、トロイアー落城の話
- コロス歌唱(第一スタシモン)―被害者の群れ
- 布告使と謀略劇
- 第二スタシモン―「序の段」のまとめ
- 「破の段」―アガメムノーン登場
- 一組の一行対話(933―934行)
- カッサンドラー場面の形と意図
- 「急の段」―クリュタイメーストラーとアイギストス―錯綜する動機の解明
- まとめ―アイスキュロスの思想と演劇的コンテクスト
- 訳について