ギリシア・ローマ神話
三陸書房 ムーサよ、語れ―古代ギリシア文学への招待
まえがき〔高田康成〕
本文の前に
【序章】古代ギリシア文学の本質〔川島重成〕
- 1.叙事詩
- ホメロス『イリアス』 ―神々と人間〔川島重成〕
- ホメロス『オデュッセイア』 ―叙事詩と民話を結ぶ英雄〔佐野好則〕
- ヘシオドス ―農民詩人の世界観〔山形直子〕
- ホメロス讃歌 ―神話の創造と継承〔安村典子〕
- 2.抒情詩と牧歌
- サッポー ―恋をめぐる歌〔古澤ゆう子〕
- ピンダロス ―祝勝歌における人間の栄光と限界〔佐野好則〕
- テオクリトス ―恋の癒しをめざす牧歌〔古澤ゆう子〕
- 3.悲劇と喜劇
- アイスキュロス ―『オレステイア』における正義〔池田黎太郎〕
- ソポクレス ―『アンティゴネ』における沈黙の言説〔平田松吾〕
- エウリピデス ―『ヒッポリュトス』におけるエロースの教育〔平田松吾〕
- アリストパネス ―『女の平和』における厳粛な茶番〔荒井直〕
- 4.歴史・哲学・弁論
- ヘロドトスとトゥキュディデス ―歴史叙述の誕生〔桜井万里子〕
- ソクラテス ―二つの『ソクラテスの弁明』〔三嶋輝夫〕
- プラトン ―哲学と詩の闘争〔栗原裕次〕
- デモステネス ―『冠について』における「悲劇」とその「演出」〔川島重成〕
- 5.後世における受容と展開
- オウィディウス ―『変身物語』におけるギリシア神話の変容〔平田眞〕
古代ギリシアの顕現〔高田康成〕
あとがき〔川島重成〕
本書関連地図
本書関連年表
翻訳と参考文献
固有名詞索引