アウグスティヌス
東北大学出版会 ローマ帝国とアウグスティヌス―古代末期北アフリカ社会の司教―(honto:ブラウザ非対応)
ローマ帝国とアウグスティヌス―古代末期北アフリカ社会の司教―〔長谷川宣之〕
凡例
【序論】古代末期のローマ帝国とキリスト教司教
【第1章】アウグスティヌスの司教裁判(episcopalis audientia)
- はじめに
- 研究史
- アウグスティヌスの司教裁判の特質
- 紛争の社会的背景
- 司教裁判の強制力
- 司教裁判と北アフリカ社会
【第2章】アウグスティヌスの嘆願
- はじめに
- アウグスティヌスの嘆願の特質
- 嘆願の成否
- 世俗権力者とアウグスティヌス
【第3章】ドナティスト論争期の北アフリカ教会
- はじめに
- 研究史―ドナティズム運動を中心に―
- カトリックとドナティストの論争
- 皇帝の庇護をめぐって
【第4章】北アフリカにおけるカトリック教会の拡大
- はじめに
- ローマ帝国東部での教会の論争と北アフリカ
- カトリック教会の組織化
- カトリック教会の台頭
【第5章】ヒッポ教会
- はじめに
- ピニアヌス事件
- アウグスティヌスの説教に集まる人びと
- 教会におけるアウグスティヌス
結語
あとがき
初出一覧