アラビアン・ナイト、千夜一夜(千一夜)

菊池寛の「アラビヤンナイト」

菊池寛の「アラビヤンナイト」 アラジンとふしぎなランプ
菊池寛の「アラビヤンナイト」 アリ・ババと四十人のどろぼう
菊池寛の「アラビヤンナイト」 船乗シンドバッド
一番はじめの航海の話
{クジラの島}
二度めの航海の話
{ロック鳥の卵とダイヤモンド}
三度めの航海の話
{大入道と蛇}
四度めの航海の話
{人喰いやばん人と夫婦殉死法の国}
五度めの航海の話
{ロック鳥の雛と肩車のお爺さん(子泣き爺?)}
六度めの航海の話
{セレンジブ王}
一番おしまいの航海の話
{セレンジブ王への遣い}

アラジンと魔法のランプ
映画『アドベンチャー・オブ・アラジン』ランプの精と指輪の精
写真色々Windows 10(Home)でローカルアカウントで初期設定
美しい本アラビアン・ナイトのややこしい事情
生まれて初めてエロ本の袋綴じを破いたような男のロマン千夜一夜のややこしい事情
煌めきと透明感に酔いしれた挿絵アラジン繋がり?
ドイリーのようなドレス千夜一夜ヲタの文豪
介護の合い間にグランドパレス・ホテルへ麻紐バッグ

映画『アラジン 新たなる冒険』

The New Adventures of Aladdin(2015)
Les Nouvelles Aventures d'Aladin

原典の「アラジンと魔法のランプ」より
ディズニーアニメの『アラジン』を踏襲してるような?!



ちなみに2015年の映画なので
実写版の『アラジン』はまだ制作されておらず

ファンタジー要素たっぷりのコメディなのか
はたまたコメディ要素たっぷりのファンタジーなのか?!

現代のクリスマスの場面から始まって
どうなってしまうのかと思ったら
アラジンでなくサムがサンタに扮してて
子供らに「アラジンと魔法のランプ」のお話を
してあげるのだった・・・
って、なるほど原典同様に枠物語になってるのかw

アラジンとスリ仲間のカリドが・・・



町で怪しい薬を売ってたら
お忍びで町にいた王女シャリアに弄ばれて
インチキ商売の邪魔をされた挙句
大臣に見つかってインチキがバレてしまい
アラジンは投獄され
カリドはいきなり殺されるるる~

いや、殺されたはずが助かって
大臣の甥として王女に結婚を迫る羽目に?!



シャリアに一目ぼれしたアラジンは
紆余曲折の末に魔法のランプを手に入れて
ジーニーに願いを叶えてもらうコトに!

その際に願い事の数は決まっておらず
1回分を騙して使わせたり
回数を駆け引きして決めるなど
原作のアレンジってよりは
ディズニーのパロディだろうwww

願いの1つのアラジンのハンサム化(?)では
サラサラの長髪になったアラジンが
髪を風になびかせるスロー再生になってたりするのは
ハリウッド映画自体を笑いの対象にしてて
自分はかなりツボったヽ(゚∀。)ノ



このフランス映画(ベルギーとの合作だが)が
フランスで大ヒットしたのわかるわ~!!

ちなみにアラジンの名前の綴りは
英語版だとAladdinだけど
仏語版だと「d」が1つのAladinなのだな

とにかくギャグ満載で
連発する小ネタがフランス映画らしく
エスプリとユーモアなのが゚+.(・∀・)゚+.゚イイ



アマゾンプライムにあるるる~



☆追記☆。。。
アマゾンプライムにはあるにはあるが
2021年6月現在、字幕版も吹替版も利用不可状態^^;

WOWOWから録画してたはずだが
一通り探しても無かったので消したのかな><

続編が出てて、アマゾンプライムで観たら
1作目同様に凄く面白かったので
どうしても観たくなってDVD購入したったw

『STAR WARS』ファンはエンドロールを見逃さぬよう!!
。。。☆



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映画『アラジン 悪しき王子と二人の魔人』

Alad'2(2018)

映画『アラジン 新たなる冒険』の続編

前作もコメディタッチで面白かったが
この続編はそもそも原典には無いエピソードで
やりたい放題で笑えたw

むしろ『アラビアン・ナイト』の他の挿話が
ちらっと使われてたりするが
それもギャグの一環だったりするるる~



あらすじはタイトル通りで
隣国の王子が国を乗っ取りにやって来て
別のランプの精を使って
アラジンと王女シャリアの仲を裂いて
王女に結婚を迫り
アラジンの方はこれを阻止しようと
一旦は自由にしてやって
人間になってたランプの精が
また魔人に戻ってこれを助けるのだ

そして今回も前回同様に枠物語になってて
サム(アラジン)は現代でも
ソフィア(王女)を失いかけてた



ライバル(隣国の王子)との結婚式には
間に合ったサムだったが・・・

これはアマゾンプライムで
字幕版も吹替版も観られるるる~

字幕版


吹替版


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映画『アドベンチャー・オブ・アラジン』

Adventures of Aladdin(2019)

一言で言えば
『アラジンと魔法のランプ』を下敷きとした
B級映画・・・ヾ(・_・;)ぉぃぉぃ



曲芸師アラジンと仲間たちの
友情物語に持ってく設定かと思いきや
さすがB級映画ヽ(゚∀。)ノ

期待を裏切ってくれて(?)
アラジンは仲間が死んでも気にするコトなく
一目惚れした王女シャーザディを追って
悪い大臣マグレブをやっつけ
最後はハッピーエンド(なのか?)

まあ元々のアラジンの物語では
糸紡ぎでかつかつの生活の母親と2人暮らしでも
当のアラジンは無職のごく潰しなので
それなりに仲間がいて曲芸を生業にしてただけ
まず人としてマシに思われw

なんせかのディズニーのアラジンなんて
単なるコソ泥でしかなく
友人おらんて。(´д`;)ギャボ



打って変わってランプの精は
原作通りにどんな願い事も
じゃんじゃん叶えてくれるのだが
制作会社の予算や技術は
追いつかなかったようだな。(゚д゚lll)ギャボ

それでもディズニーよりも何よりも
この映画こそが良かったって点もあって
それは基本設定に無理がなかったってコトだ♪

冒頭で王様が王女に
女王となって民を思い国を治めるよう言いつけ
それに対して大臣が王位簒奪を企むのは
話の筋が通っててすっきりしたヽ(´▽`)/

この王様の思想や教育が
王女にそれだけの資質を与えてるのだが
フェミニストが嬉々としそうで
最初からディズニーやその他の王女らとは
立ち位置が違うのが゚+.(・∀・)゚+.゚イイ

そんな王女がたまたま
曲芸師のアラジンが捕り物で活躍してるのを目にして
アラジンに対して好印象を持つのも納得できるし
王子に化けたアラジンとそうと気付かぬ王女の
短い昔語りがあるってだけでも
お互いに恋心を触発しそうな雰囲気を醸してて
ある意味、このアラジンと姫は
他と比較して最も納得の行くカップル!!

それに王女は素晴らしい美人だったので
目の保養になった・・・ホゥ(*-∀-)



最初に「友情物語ではなかった」と書いたが
アラジンの側からすれば仲間に助けられてるし
当人も「友情が大切だ」と言ってるし
ランプの精も名前まで与えられて
友情からアラジンがご主人様ではなくなっても
彼を助けるのだった

ちなみにジーニーって呼び名は
ディズニーが勝手に付けた名であって
ジン=精霊からきてるジンニーってのが
アメリカ風になったニックネームみたいなモノ

名前については王女とのエピソードでも
母親に呼ばれてた特別な名前を
アラジンに明かす場面があり
その名でマグレブに呼ばれて怒るとか
結構、細かいトコロで辻褄が合ってるのも
B級映画にしてはよくできてると感心(゚ぺ;)ぬぬ

それにしてもこの映画を
日本で吹替付きでDVD化してくれて
値段も¥1,000ぽっきりと良心的だったのは
マニアにとってはありがたや~^^



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